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親子英語観が一変した日

2015/12/08 Tue 14:41

衝撃的だった保持教室の個人面談!?

先日、娘の通う帰国子女保持教室の個人面談へと行ってきました。こちらの教室では毎年10月と3月に、来年度のクラスの進級テストを行います。実際には、10月のテストでほぼ次のクラスが決定し、3月のテストでレベルダウンが見られなければ、そのまま進級という形になるようです。

今回の面談での評価項目は「理解力、読解力、文法&ライティング、スペリング、ハンドライティング、授業態度、宿題」の7項目。これに、進級テストの結果が加わり、「読解の正確性」「読解の理解力」においてはスクール全体の平均点と個人の得点が示されます。

現在娘が在籍する年長クラスのテストは、Grade1のリーディング教材より。ここから1つストーリーが選ばれ、音読を行い、質疑応答と続いたようです。読み間違えた単語にはマークがしてあり、また質問された答えの回答も、先生がすべて記述されています。(それを読みながら、娘の珍回答に大爆笑してしまったママですが^^;)

今回の面談では、現在の娘の英語力というよりも、今後どこに向かって進むべきか。そして、その力が将来的にどのように繋がってくるのか。そんな部分に焦点を当てながら、スクール長の先生がご説明くださいました。

以前から何度も綴っている通り、こちらのスクールが最も力を入れているのは「リーディング」。授業は英語で行われることから、もちろんその他のスキルアップは望めるものの、英会話教室のようなスピーキングを引き出すような取り組みを行ったりすることは一切ありません。英語の発話は、後から十分に付いてくると考えられているこちらのスクールが、とにかく重視しているのが「読む力」というよりは「読み取る力」。

今回のテスト問題であったGrade1のLanguage Artsのテキストを見ながら、先生と一文一文確認していくと、小学校1年生ながらも、文章中には答えがなく、行間を問うような問題が出されていることに驚きました。今まで"Reading Comprehension"という言葉は幾度となく聞いたことがあっても、こういった「読み取る力」の育成が、海外では非常に早いうちから行われているということを、目の当たりにした瞬間でした。

まさにこの手の問題は、大学や大学院レベルのTOEFLやGMATの試験でも見られます。こんな幼児期〜学童期の早いうちから、ただ音読ができたり、単語の意味が分かったりというだけのレベルではなく、コンテクストを読み取ることにより、思考回路を育てていく。学びの本質を追求していくといったもっと大きな課題がこの"Language Arts"には込められているのだと初めて気づかされました。

そして今回の面談で印象的だったのが、「母語を育てる」ことを、先生が何度も強調されていた点。豊かな言語環境とは、豊かな母語環境から始まるといっても過言ではないほど、ここに注力していかない限り、英語の伸張は望めないのだということを痛感しました。

語りかけ、かけ流し、自力読み、読み聞かせ、DVD視聴などなど、とにかく欲張って色々なことを手当たり次第やりたくなってしまいますが、親子の日頃の会話だったり、読み聞かせの後の対話だったり、もっともっと大事にしていなければならないことがたくさんあることに気づかされた瞬間でした。

ちょうど週末に届いたモンテッソーリ教師養成講座のエレメンタリー過程(6歳〜9歳)のテキスト。これ1冊で300ページ以上あります^^;国語という教科の枠を超えた"Language Arts"そのものを探りながら、これから娘が辿っていくべき方向を、もう一度しっかりと見直したいと思います。
Language Arts

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 帰国子女保持教室 | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
No title
本当、Yuzyママさんの仰る通りだと思います。先日も、「バイリンガルになったその後・・・」という研究会に参加したときにも強く感じました。どちらの言語にしても、常に母語が上をいくようなバイリンガルが理想のようです。完全なバイリンガルは不可能に近いほど難しいとのことでした。

その研究会で、わたしも意見を言わせていただいたのですが、アメリカで勉強している時に、わたしを含め、日本人の学生が直面する傾向にあるのが「質問する力」だと感じました。アーティクルは読めるし、プレゼンもできる。でも、相手の言ったことに対して質問したり、アーティクルに対して質問を抱くのが苦手な人が多かったように思います。受け身に読み聞くのではなく、疑問に思ったことを言葉にして表現できるのって、母語でちゃんと考えられ、そういう訓練をするからなのかなぁと思います。

Smileも、より思考が複雑になってくるにつれて、色んなことを話し合い、どうやって世界を捉えていけばいいのか、丁寧に向き合っていかないとなぁと感じています^^
No title
「文章中には答えがなく、行間を問うような問題が出されていることに・・・」という部分に、驚きました。
自分の頭で考えること、前提を疑ってみること、こういう思考訓練は小さい頃からやるのがいいのにな、というのは、大学院時代に感じたことでしたが、
自分自身がそういうふうに育ったわけでもなく、正直、「こういうのがいい」と思っても、「そのためにはどうしたらいい」という部分が全くわからない、という状態です。

自分が、若干「母語はなんとかなる」と思っていた節があることに、気づきました。
もう少し、丁寧に過ごさねば(><;)
Re: No title
smile0922さん、

とても興味深いコメントをありがとうございました。

「バイリンガルになったその後・・・」の研究会、実は私もとても気になっていました!参加されたのですね!!羨ましいです。確かに日本人の学生にとっては「質問する」ことはハードルが高いことなのかもしれないですね。ついつい周りの意見に同調することが美徳にとってのこの文化は、クエスチョンすること自体に慣れていないのだなぁと感じました。

本当に子どもの思考が複雑になってくると、ついて行く親の方も大変ですよね^^;英語のブラッシュアップは常に望みたいながらも、やはり母語ももっと意識する必要があると感じた日でした。ここまで日英が上手に使い分けられるSmileちゃんの思考回路にもっと触れてみたいです^^
Re: No title
Cassisさん、

まさに私もとても驚きました!印象深かったのは、登場人物のキツネが一緒にいたアヒルに悪さをしようと、舌を出すシーンがあるのですが、そこを問われるんですよね。こういった寓話ではキツネがどういう存在であるかを理解していないと、なかなか答えづらい問題の気がして、日ごろからこのようなこともどの程度分かっているのか理解する必要があると感じました。

大学院時代にそんなことをお感じになっていたCassisさんが素晴らしいです!私なんて、学生時代だなんて、今日のお昼ごはんのことしか考えていませんでしたから^^;

ついつい母語だから・・・と考えがちですが、母語だからこそ!と、ちょっぴり思考転換が求められた1日でした。

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